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指値と逆指値の注文を一緒に出すOCO注文

FX取引において一番の悩みのタネが、為替相場が上がるか下がるか分からないことです。上がっても下がっても構わない注文ができれば最高ですが、そんなことのできる注文方法が「OCO注文」です。

●OCO注文
OCO注文では2つの注文を出し、一方の注文が約定すると、もう一方の注文が失効するシステムになっています。指値と逆指値の注文を一緒に出せることが特徴になっており、通常「現在のレートより高い指値売り注文」+「現在のレートより低い逆指値売り注文」のセットで使われます。つまり、買いのポジションを持っている時に、利益確定と損切りの両方の注文を出す必要のある決済の場面で利用される注文方法です。

FXは利益を得ることが目的ですが、利益を得るためには損失を抑えることも大切になります。例えば、円/米ドルの買いのポジションを持っている時に、現在の為替レートが1米ドル:100円だったとします。この時に、101円まで上昇したら指値売り注文、99円まで下落したら逆指値売り注文を出すという使い方をします。

ちなみに、OCO注文は売りか、買いのどちらか一方の注文しか出せません。従って、「待ち伏せエントリー」はできません。例えば、為替が1ドル:100円の時に、「99円になったら買い注文、101円になったら売り注文」を出すことはできません。

●OCO注文のメリット
OCO注文には主に以下のメリットがあります。
1.リスクの低減化
指値と逆指値注文を同時に出せるため、決済におけるリスクを抑えることができます。要するに、指値注文で利益の獲得を狙い、逆指値注文による損切りで損失の拡大を防止します。これによって、為替レートが一方に傾いた場合のリスクが低減されます。

2.手間の削減
為替相場が上がっても下がっても決済ができるため、パソコンの前で値動きを見ている必要が無く、手間がかかりません。また、値動きを気にかける必要がないため、仕事や家事に専念できます。

3.機械的な処理
人間というのは感情の動物です。仮に、この価格で処分しようと思っていても、実際の為替相場の値動きを見ていると迷いが出てしまうものです。『このままで大丈夫だろうか』、『元に戻るかもしれない』などと思い込んで、計画と違うことをすることがあります。

例えば、101円まで上がったら売ろうとしていたのに、100円50銭で為替が停滞していることで焦って売った後に、101円に上がるということがあります。また逆に、99円で損切りしようと覚悟していたのに、また上がるかもしれないと根拠のない希望を抱いて損切りしないと、結果的にロスカットされて大幅な損失に繋がります。

ポジションの決済においては、メンタルに左右されない機械的な処理も必要です。